第6回年間最優秀錯視コンテスト最優秀賞 『反重力四方向すべり台』
2010年5月10日(月)にフロリダで開かれた第6回年間最優秀錯視コンテストで、杉原厚吉先生の『反重力四方向すべり台』が、1位(最優秀賞)に選ばれました。
Gravity-defying ramps take illusion prize
3位以内のトロフィーがアジアに渡るのは初ということです。
反重力四方向すべり台 受賞作の模型をご紹介致します。
写真をご覧頂くと分かるように、中心から4方向へ滑り台が設置されています。
下り勾配の滑り台下から手に持つ玉を離すと、中心へ向かって重力に逆らうよう玉が登っていきます。一見すると、ありえないのですが・・(種明かしは後ほど)

杉原先生から依頼される不思議な立体は、中には難易度の高いものもあり、時には「どうやって作ろうか」と、頭を抱えてしまう事もあります。
でもどのような形でも仕上がる時には、悩んでいた事がウソのように、楽しい模型になります。
リンクを貼っておきます。
Kokichi Sugihara's Homepage

※各画像をクリックすると拡大画像が
ご覧いただけます。
反重力四方向すべり台 では、受賞作の『反重力四方向すべり台』の種明かしです。
下記のサイトで、先生ご自身で作られた試作模型の動画も見られます。
Best Illusion of the Year Contest
前回の錯視立体でご紹介したものも種明かしします。
錯視立体模型 錯視立体模型 錯視立体模型